死闘! 24時間100キロ歩行! 其の五

24時間100キロ歩行!「おぉ〜、ゴールしたろうじゃねぇ〜かぁっ!」
「大丈夫かなぁ〜・・・ 残りまだ結構あるぞ、体力も気力も持つかなぁ〜・・・」
「イヤッ、ぜってぇ〜やったる! 今年のこの1回で完歩して終わらせてやるっ!」
「足が動かんよぉ〜・・・」

強気な自分と弱気な自分が交互に顔を覗かせやがる。。。
やっぱ結構キテルんだなぁ〜と・・・ 心にも身体にも・・・

そんな中、和気リバーサイド(68km)の休憩ポイントで思わぬ顔に出くわす!

泣く子も黙る、「辛食酒場かこみのてんちょさん、竹田くん!」。
「泣く子も黙る」って少々オーバーな紹介かな?!?(笑)
だが、彼は「ミスター100キロ!(体重じゃないよ/笑)」と言っても過言ではない、この「24時間100キロ歩行」のエキスパート!
なんせ、いままで2年連続で完歩しており、そして今年「V3」目指してエントリーしているのだ!
すごいでしょ〜!
でもね、普通3年連続完歩を狙ってるというと、かなりの“猛者”って思うじゃない、それが彼は全然そんなことなくて、過去2年の完歩も制限時間ギリギリにギリギリな感じでゴールしてるの!
違う意味ですごい!!

絶対口が裂けても本人の前では言えないが、そんな彼のことを、「異常だっ! 変態だっ! アンポンタンだっ!」とたまに思う。。。(笑)

そんな彼に、「あぁ〜、弘中さぁ〜ん、この時間にここに居るなら行けますよぉ〜!」
「ニヤッ!」

実はスタート後に聞いた話しなのだが、中間地点の「伊里漁協」と、68kmの「和気リバーサイド」の通過タイムで、完歩できるかできないかの境界線があるらしい。
過去のデータをみれば一目瞭然なのだが、両ポイントともある時間を過ぎると途端に完歩率が下がるらしい。
その情報を妻からの連絡で聞いていて、中間地点の「伊里漁協」、68kmの「和気リバーサイド」共に、自分はなんとか完歩できるであろうところにまだついているらしかった!
ムフフ・・・

じゃ〜、とっとと行こうじゃないかぁ〜!
と、「ミスター100キロ!」の竹田くんより先に和気リバーサイドを、「がんばってぇ〜!!!」、「自分に負けるなぁ〜!!」、「ゴールでみんな待ってるよ!!」など、温かいサポーターの声に励まされながら出発!

いままで触れていなかったが、各休憩&チェックポイントでは、本当に数多くのサポーターが控えていて、ヘロヘロな出場者を温かく迎え入れ声を掛けてくれ、食べ物や飲み物を差し出してくれる。本当に感謝です! 感謝しきれないくら感謝です!

そんな温かいサポーターの声を背に、右足を引きずり気味にえっちらおっちら!
その時、さっきのサポーターの掛けてくれた声で気になるものが・・・
「もう70kmだよぉ〜、後、ほんの30km! 行ける行けるぅ〜!」

?!?

さっきはサラッと流したが、というか70kmも来たんだという方に気を取られて、後半の言葉をよく理解できてなかった!
よく考えたら、70kmも来たとはいえ、まだ、30kmもあるんだぁ〜〜〜!
こっからスタートで30kmならまだいいが、すでに70kmも歩いたこの状態からの30kmは考えるだけで恐ろしぃ〜〜・・・

うぅ〜、一喜一憂とはこのことか! というくらいちょっとしたことで、心があっちいったりこっちいったり!

と思っていたのも束の間、ここからあまり変化のない延々と続くんじゃないかと思えるような道を進んでいくのである!
それも、忘れてはいけないよ、刻<トキ>は、草木も眠る丑三つ時。

てなことを今だから言えるけど、その時は時間なんて全く考えてなかった。
とにかく早くこの苦痛を終わらせたいっ! ただ、それだけ!

70kmを超えてからは、自分もいれてだが、さすがに見るからにへばった感じの人が目につくようになり、真っ暗な中、みな前傾姿勢でどちらかの足をかばいながらゾンビのようにゾロゾロ歩を進めている。

そんな時、なんと妻から連絡が!
伊里漁協でサポートしてくれた後、帰って寝てるもんだと思っていたのに・・・
さすがに旦那がアホなことしてるのが気になって寝れないのかな?!? と思い電話に出てみると、「近くに居るんだけど、どこ?!?」。

?!? どこって?!? それよりなんで?!?

どうもアホな旦那が気になって、様子を見に来たみたい!
だが、申し訳ない、自分がどこに居るのかさっぱりピーマン?!?
何が見えるかと言われても、何も見えん!!!
埒があかないので、和気リバーサイドを出てどのくらいの時間が経ったかと、目印になりそうなものはないか探して、すったもんだの末なんとか会えた。
会えたとはいえ、なにかできる訳ではないので、飲み物などの差し入れをもらって、ちょこっと話しをして別れた。
と、照れが先にたってしまってとってもタンパクに言ってしまったが、この大会を通して本当に思ったことの一つに、知ってる人が居る、顔が見れる、ってものすごい安心感を与えてくれるんだなぁ〜って。
わざわざ眠い目を擦りながら会いに来てくれた妻に感謝です!

さぁ、心に栄養をチャージしたし、行くぜぇ〜!
と相変わらずの痛い右足を引きずりながら、変化に乏しい&寂しぃ〜道の先、そう暗闇に消えていくのであった。。。
朝焼けまで後少し・・・

このシリーズ、当初3回くらいのつもりだったのに。。。 つづく・・・

※写真は、右足親指側面にできた水ぶくれ!
 実は、歩いてる時の写真はじぇんじぇんありません。。。 そんな余裕なかった。。。

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