第4回おかやまマラソン2018 其の三
モタモタしてたら年越しです。。。
すいません。。。
気を取り直して、
前回のポストの続き、
先日11月11日(日)に行われた、
地元岡山最大のマラソン大会となる、
「おかやまマラソン(フルマラソン)」、
30km〜ゴールまでの模様です。
収容関門って。。。
田園地帯をひた走ることどれくらいだろう?!?
やっとのことで田園地帯を抜け、
岡山市中央卸売市場が見えてきました。
この辺りが28.5kmくらいで、
第6収容関門がある地点です。
今まで収容関門について触れてこなかったので、
この辺で簡単に・・・
おかやまマラソンは、
下記のように11ヶ所関門が設けられており、
時間内に通過できなかったら、
関門を閉鎖され、
競技続行が不可能になり控えているバスに収容されることになります。
各収容関門閉鎖時刻(※スタート / 8:45)
第1収容関門(4.6km) / 9:38
第2収容関門(8.7km) / 10:11
第3収容関門(13.2km) / 10:48
第4収容関門(18.6km) / 11:33
第5収容関門(25.4km) / 12:28
第6収容関門(28.5km) / 12:54
第7収容関門(31.5km) / 13:18
第8収容関門(33.7km) / 13:37
第9収容関門(36.7km) / 14:02
第10収容関門(39.3km) / 14:24
最終収容関門(41.6km) / 14:45
今までなんで収容関門について触れてこなかったかというと、
充分に時間的余裕があったので、
それほど気にすることがなかったからです。
あとでギリギリ完走できた知人に聞いた話ですが、
「完走応援隊」という方々が最後尾辺りを走っており、
収容関門閉鎖時間が近づくとなんとか関門突破できるよう、
応援・・・
というか本人達にとっては急かされてると言うべきか、
ものすごく声を掛けられるみたいです。
てかその「完走応援隊」に同じランチームのメンバーが・・・
どんなことをするのかよく分かってなかったのですが、
大会の完走率を上げる大切な役目なんだそうです。
まぁ〜、一人でも多くの人にゴールゲートを通過する体験をしてもらうのは良いことです。
ゴールできるかできないかって雲泥の差ですから。
幸いにも自分は気にすることなく自分との戦いに没頭でき、
なんとか第6収容関門を過ぎ、
一つの区切りとなる30kmまでやってきました。
あとで確認したところでは、
30kmの通過グロスタイムは、
3:09:54
練習不足の今の走力を考えたらいい方でしょう。
ただ、ここからが本当の勝負です。
30kmの壁は相変わらず高い!
30kmを過ぎ、
すぐにとってもいやらしいタイミングで自分の力を試されることとなります。
それは、
おかやまマラソンで一番の難所と言われている、
岡南大橋を越えねばなりません。
岡南大橋は旭川の下流に位置する大きな橋で、
結構なアップダウンと距離があるんです。
それもマラソンでよく言われる、
「30kmの壁」に入った途端にです。
今までも結構なアップダウンは経験してきましたが、
やっぱり30km以降の坂はものが違います。
比較的坂に強い方なので、
歩くことなく走り続けましたが、
ものすごくペースが落ちました。
周りを見ると、
結構な人達が歩きはじめ、
中には脚の痙攣に悪戦苦闘する人や、
座り込んでマッサージやエアーサロンパスをする人も。
みんなやっぱり苦しいんだ。
自分だけじゃない。
と言い聞かしながら、
なんとか岡南大橋を攻略!
余談ですが、
この岡南大橋を過ぎるとすぐに、
県内の有名ラーメン店が自慢のラーメンを振舞ってくれる、
おかやまマラソン名物「ラーメン広場」があります。
疲れた身体は塩分を欲しているので、
とってもありがたいことなのですが、
自分は走ってる最中に固形物を胃の中に入れると、
ものすごい確率で差込がくるので、
遠慮して先を急ぎました。
ここからは旭川の土手をずっと北上していきます。
この辺りからでしょうか、
さすがに脚がヤバくなってきており、
弱気な自分がちらほらと・・・
残り10kmないくらいかぁ〜・・・
どういった戦略を立てようか・・・
ん〜、歩きながら考えよう。
・・・あっ!
歩いてる。。。
34km過ぎくらいでしょうか、
とうとう歩きはじめていました。
今回はゆっくりでもいいから歩かずにゴールしたかったのですが、
ここからしばらく歩いたり走ったりを繰り返します。
そんなとき、
同じランチームのメンバーが後ろから、
「あと少し、頑張ろう!!!」と声を掛けてくれながら、
抜いていくではないですか!
う〜〜〜、
苦しくなってきたときに同じように頑張ってる仲間の顔を見ると力が湧きます。
苦しいときに知った顔を見ると・・・
ここで踏ん張らねばっ!
心細くなった力を振り絞り再び走りはじめます!
そして、38km付近で給水&水をかぶり熱を冷まし、
気合いを入れ直して走り出したところでまた知った顔がっ!!!!
なんと自らがパーソナリティをやっているラジオ番組の担当ディレクターさんがっ!
「おぉ〜! 弘中さん頑張って!」
思わず近寄り水をかぶったビショビショの手で握手してました!
まさか沿道にいるなんて思ってもみなかったし、
こんな後半のこんな場所でこんな多くの人の中から見つけられるなんて!
ものすごくビックリしました。
こりゃホンマに走らないとです。
あっそうそう、
40km付近では、
応援に来てくれていたランチームのメンバーが、
「よっちゃん! ファイト!」
「よっちゃん! 頑張れっ!」
とチームののぼりを振りながら、
そして数十メートル並走してくれながら声を掛けてくれました!
もう止まれません!
ゴール目指してとにかく走るだけです!
この充実感は中毒性が半端ない!
ゴールとなるシティライトスタジアム付近はものすごい人の数です。
そしてみんながみんな、
「あと少し! 頑張れっ!」
と声を掛けてくれます!
そんな声に、
「いやいや、言われなくても頑張ってるって!」
なんて野暮なことは言いません!
みんなのあたたかい声援に背中を押され、
感謝しながら一歩一歩ゴールを目指すだけです。
ひねくれ者の自分でもそう思えます。
それだけの何かがあります。
そしていよいよスタジアムの中へ!
スタジアムに入る直前、
「弘中義雄! 頑張れ〜っ!」
「義雄! 頑張れっ!」
という声が聞こえるじゃないですか。
フルネームでの応援って誰っ?!?
声の主を見ると、
あ・・・ 妻です・・・
そして、最近公私共によく時間を共有しているお友達です・・・
思わず苦笑い。。。
なぜにフルネーム?・・・
あとで聞いたのですが、
周りの人たちに「小島よしお」と間違われないようにだそうです。
なるほどぉ〜・・・
そして苦笑い。。。
話をレースに戻して、
スタジアム内に入れば、
残りはあと300mほど。
最後の力を振り絞りラストスパートです!
そして待ちに待ったこの瞬間が・・・
ゴール!!!!!
軽く両手を広げ天を仰ぎながらゴールゲートを通過!!!
この瞬間が堪らないっ!
この身体の疲労感と共にやってくるいろんなものが満ち満ちた感じ、
そうそう味わえるものじゃありません。
この充実感、半端ねぇ〜!
一緒に走ったランナーに!
大会を支えてくれた関係者並びにスタッフに!
沿道で応援してくれた人たちに!
ランチームのメンバーに!
笑顔で応援してくれた友達や知人に!
いつも傍で見守ってくれる妻に!
そして、
頑張った自分と全ての人たちに感謝です!
あぁ〜、やっぱやめられないとまらない!
この中毒性は半端ないです!
3回目となるフルマラソンも充実し過ぎでした!
ありがとうございました!
5日間我慢したアレをいただきます!
そしてそして、
最後に大切なピースをハメなければなりません。
これをハメなければ完遂とは言えません。
大切なピースとは、
今日まで我慢したアレです。
今回はアレを5日間も我慢したんですから。
ムフフフ・・・
そう、ビールです!
それも分かち合えるランチームの仲間たちと!
ということで、
打ち上げ会場へGO!
そして待ちに待った、
カンパ〜イっ!!
思わず、
「このために走ってるんだよなぁ〜!」
と呟いてしまうほどの格別なビールの味を堪能し、
仲間たちと本当に楽しい時間を過ごしました!
あっそうそう、
ランチーム恒例のじゃんけん大会で勝ち、
北京ダックをいただきました!
ツイてます!
最後に今一度今回の記録を
第4回おかやまマラソン2018(フルマラソン)
グロスタイム 4:40:20
ネットタイム 4:36:45
順位 4971位(マラソン男子)
年代別順位 724位(マラソン男子50〜54歳)
来年ももちろん申し込みます!
当選しますように・・・
P.S.
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P.P.S.
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