表記ゆれ・大文字小文字・全角半角などなど
先日サイト制作させていただいたクライアント様から、ある英単語を全角に統一してもらえないか?
という依頼を受け、テキストデータでないイメージに変換したものであればいいですが、英単語のテキストデータに関しては、「SEO」の関係で半角の方が有利(後で説明します)ですよ。
とお答えした。
その時、自分では当たり前だと思っていたが、案外知られていないのかな?!? と思ったので、ちょこっとだけ、「表記ゆれ・大文字小文字・全角半角」などなどについて……
文章を書かれる方や、編集、デザイン、サイト制作される方、印刷関係の方などはご存知だと思うが、実際の制作に入る前に、「表記ゆれ・大文字小文字・全角半角」などの表記に関するガイドラインを決めている。
例えば、商品の正式名や、略名の確認もそうだが、(案外はっきりしてないことが多いです)
「バイオリン」or「ヴァイオリン」、
「サーバー」or「サーバ」、
「ください」or「下さい」などなど、
同じ文書や、チラシ、サイト内でどちらを使うのか統一するためのルール決めをするのだ。
それと同じで、大文字小文字、全角半角などの表記の仕方もきちんと決めている。
だが、どうしてもサイト制作などで、複数の人から原稿をいただくようになると、徹底ができないので、後で手直しすることになる。これが案外やっかいで、便利なソフトを使っても大変な作業である。
そして、ウェブサイトに関しては、プラスで検索エンジン最適化(SEO)に適したルールがあるので、そのチェックも必要である。
例えば、カタカナは全角と半角入力ができる。
どちらがいいの?!?
答えは、全角です。なぜか?
それは、検索エンジンが、「アクセスマップ」という単語をインデックスする際、「アクセス」と「マップ」の2単語でインデックスします。
それが半角だと、「アクセス」と「マッフ」と「゚」の3単語でインデックスしてしまうからです。
「マッフ」ってなに?!? 「゚」ってなに?!? って感じです。
では、英字はどうか?!?
英字は半角が有利です!
半角の「SEO」だと、そのまま「SEO」でインデックスされるが、全角の「SEO」だと、「S」、「E」、「O」に分解され3つでインデックスされてしまいます。
まぁ、SEO対策なんてクソくらえ! 見た目が1番って場合には、全然気にすることがないが、必ずコンセプトや仕様、アウトプットされる媒体によりあったやり方が存在するので、できれば制作に入る前に考えみて欲しい。
最近では、文書もPDFなどの電子文書でやりとりすることが多くなってきている。
自分なんかは、よく欲しい情報に早く辿着くために検索を掛けたりする。そんなときでも、あるルールで統一されていると見つけやすいんだな〜!
最後に、どんな文章でもそうだが、見て呉れだけでなく、「表記ゆれ・大文字小文字・全角半角」が統一されていないものがどれだけ読み難いか!
統一されたものがどれだけ、美しく読みやすいか!
ちょこっと意識してみてはどうだろうか!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません