平成30年7月豪雨

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平成30年7月豪雨

昨日(7月22日)、
約3週間ぶりに10kmのランニングができました!

ランニングはもちろんのこと、
ウォーキングすらもせずに3週間も空いたのははじめてです。

それもこれも全ては「平成30年7月豪雨」の影響です。

そう、妻の実家のある倉敷市真備町が浸水し、
義両親が被災してしまったからです。

ランニングもひとまず復活し、
ブログを書く心的余裕も出、
アロマスクールリシェスの方も本日より授業を再開できましたので、
簡単ではありますが、
時系列にご報告を・・・

とその前に、
今回の件で、
寝ずに救助にあたってくれた、
消防隊員、自衛隊員、災害救助隊と、
救助にお力添えいただいた方々に、
心より御礼申し上げます。

またその後、
ご支援お見舞いをくださった方々、
温かいメッセージや気遣いをくださった方々、
本当にありがとうございました。
数が多くお礼や返信等がまでできておりませんが、
全て目を通させていただいております。

そして、
日本各地から集まってくださったボランティアの方々、
猛暑の中での復旧作業、
本当にありがとうございました。
ボランティアの方々がいなかったら、
遅々として進まなかったと思います。

上記以外にも本当に数多くの方々にご心配いただき、
ご支援をいただきました。
心より御礼申し上げます。

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救助までの30時間

7月に入ってから本当によく雨が降り、
運命の7月7日(土)早朝、
小田川が決壊。

実は前日仕事の関係で帰りが遅くなり、
ことの次第を知ったのは、
7日のお昼前くらいだった(?)と思います。
妻に起こされ、
義両親が逃げ遅れ自宅の2階にいると。。。

それからはテレビのニュースを見ながら、
ネット(特にSNS)で情報収集し、
各方面に救助要請を出し、
只々助けを待つのみでした。

ですが、
7日中に救助が来ることはなく、
8日を迎えます。

刻々といろんな情報が入って来るのですが、
災害の規模が大き過ぎでなかなか思うように救助が進まなかったみたいです。

結局、8日のお昼過ぎに自衛隊によって救助され、
倉敷市内の小学校の避難所に連れて来られたと、
直接、義父から連絡を受けました。

直接会うまではなんとも言えない気持ちでしたが、
ひとまず無事でよかったと胸を撫で下ろしました。

その後、避難所にいる義両親を8日のうちに迎えにいき、
そのまま我が家に連れ帰りました。
まずはお風呂です。

着の身着のままで避難し救助されているので、
服も泥だらけですし、
詳しい話を聞く前にお風呂に入ってもらいました。

それから浸水し2階に逃げ、
その後一夜を不安の中で過ごし、
救助されるまでの話を聞きました。

本当に逃げる間も無く、
あっという間に水が上がってきたそうです。

唯一の救いは、
2階はなんとかギリギリ浸水しなかったので、
屋根に逃げるまでではなかったことです。

マックスの水位 ↓↓↓

平成30年7月豪雨

この写真、
実際の妻の実家です。
2階しか見えません。
こんなことが起こるなんて思っても見ませんでした。

復旧作業

次の日、なんと快晴。
昨日までのことが嘘のようです。

さて今日は何をどうするか?

昨日の今日なので、
現場に近づけるのか?
そもそも水は引いているのか?

テレビのニュースを見たり、
ネットのSNSの投稿を確認して、
どうやら前日の夕方くらいから水が引きはじめ、
実家のある辺りは車で近づくことができるらしかったので、
早速、復旧作業の格好をし現地に。

渋滞はしていたものの、
比較的容易に真備に入ることができ、
家のすぐ傍まで車を入れることができました。

そして、家の前に立ち、
家族で最初にすべきことを確認。

まず最初は、
作業に入る前に罹災証明を取得するための証拠写真の撮影です。

あとで分かったのですが、
実際に罹災証明を取得するとき、
今回は住所で大体の被害が明確だったとのことで、
プラスマックスの水位写真だけで簡単に全壊の罹災証明を発行してくれました。

でもせっかく撮影したので、
ほんの一部ですがお見せします。

リビング ↓↓↓

平成30年7月豪雨

キッチン ↓↓↓

平成30年7月豪雨

和室の天井 ↓↓↓

平成30年7月豪雨

プロパン ↓↓↓

平成30年7月豪雨

車 ↓↓↓

平成30年7月豪雨

信じ難い光景です。
1階は全滅です。
車も2台廃車です。
写真も思い出の品もとんでも無いことになってます。
唖然としました。

ただこのまま嘆いてばかりもいられず、
できるだけ早く災害ゴミと化してしまったモノたちを撤去する必要があります。

がどっからどう手をつけていいものか?
あたりまえですが、
こんなこと経験が無いので、
どうしたものかと?

ひとまず、
手前にあるものから外に出していくことにしました。

ですが、
折り重なるようにゴチャゴチャになっており、
足元も悪いし、
全てが水を含み重いのなんのって。。。
全然捗りません。

スーパーボランティアさん

完全にマンパワーが足りません。
男手2人程度では無理です。
と困り果てていたところ、
声を掛けてくれる方々が。

聞くと、
有志のボランティアチームの方々。

事情を説明したら、
快く力を貸してくれ、
あっという間に2部屋分が片付きました。

で、ご近所を拠点に活動してるとのことで、
また次の日も来てくださる約束までしてくれました。

自分達だけではどうにもならないので、
その後もボランティアさんに連日入っていただき、
1週間も経たないうちに全て出し終え、
家の前に置いていた災害ゴミも全て撤去してくれました。
本当に感謝です。

平成30年7月豪雨

自分自身、
ちゃんとボランティア活動のようなことはしたことがないし、
それこそテレビなどで見るくらいのことしか知りませんでしたが、
今回はじめてボランティアさんの力をお借りして、
こんなにありがたいことはないと感じました。

ご存知の通り、
連日の猛暑の中、黙々と作業をしてくださり、
自分達のことを気遣ってくれ、
話し相手になってくれ、
炊き出しをご馳走してくれ、
カキ氷まで持って来てくれ、
身体のこと、家のこと、今後のことへの助言をくれ、
感謝してもしきれない程よくしていただきました。

話を聞くと、
福島や神戸、熊本で実際被災した方々が多くいらっしゃいました。
被災した人が何を欲し、
どんな思いでいるのか、
経験者だから分かるんですね。
だからこそ、被災した人たちを助けたいと思うんだなと・・・
自分達が助けられたように・・・
決してでしゃばらずそっと力を貸してくれる、
本当に素敵な循環です。

熱中症にならないように ↓↓↓

平成30年7月豪雨

連日の猛暑で松崎しげるに ↓↓↓

平成30年7月豪雨

今後の現実

1週間で災害ゴミの撤去が終わり、
次の段階に入りました。
今後どうするかです?

ひとまず、
道路上の災害ゴミも少なくなってきたので、
水没した車の撤去をお願いするため、
車屋や保険会社に連絡。

並行して、
罹災証明を取り、
住宅や車の保険関係の内容を確認し、
必要な書類を用意。

自治体から「みなし仮設住宅」の詳細が発表になったので、
対象物件を探し申請。

車が廃車となり足が必要なので、
車の手配。

等々・・・
やることはいっぱいです。

で上記がクリアされるとまた次の課題が出てきます。
実際家をどうするのか?
リフォーム?
建て替え?
それとも・・・

今後の生活は?
お金は?
自治体等の援助は?

被災して2週間が経ちましたが、
今現在、義両親と関東から帰省してきた義弟がうちで寝泊まりしてます。
みなし仮設住宅の件がなんとかなるまでは一緒に暮らすようになると思います。
この2週間は仕事のほとんどをお休みし、
復旧作業オンリーでしたが、
今週からは、少しずつ日常を取り戻していきます。
その第一歩が昨日のランニングでした。

気持ちのいい10kmランから日常へ

3週間ぶりのランニング、
暑さの関係もあるのでしょうが、
キツかったー
心肺機能&筋力が明らかに落ちてます。
全然スピードが上がらないし、
息が上がるのが早い。。。

でもまぁ、
久しぶりに走れて気持ちよかったです。
走ってるといろいろと頭の中にあるものが整理されたりもするので、
頭もスッキリ。
ストレス解消にもってこいですね。

これから豆にランニングができる日常が少しずつ戻ってきます。
家族の笑顔もご近所さん達の笑顔も少しずつ多くなっていきます。
まだまだ問題が山積みですが、
しっかりと前を見据えて進んでいきたいと思います。

ランニングの取り組み方が変わるかな?

今回の件で、
本当に多くのことを感じ考えさせられました。
ものすごい経験だと思います。
今後の人生に於いて、
相当の影響を及ぼすと思います。

ということは、
今後のランニングにも影響を?
とりあえず昨日は走れる喜びを存分に味わいました!

またこの件については書くかもです。。。

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