【決断】48歳、走りはじめるまでの葛藤
このブログを久しぶりに読み返してみたら、大嫌いな、いやっ、 今となっては完全に過去形となってしまったので、大嫌いだったと言うべきだろうランニングについて、いろいろと書いてきたなぁーとしみじみ・・・
で、読んでいて気付いたのですが、走りはじめたきっかけについて、ちょこちょこと小出しに書いてはいるものの、ちゃんとまとめて書いてないような・・・
ということで、簡単にではありますが、この辺で改めてまとめてみようと思います。
一つ一つのエピソードの詳細については割愛して、全体的な走りだすまでの流れを追う感じで。
それでは早速・・・
ひょんなことから「24時間100km歩行」に出場
走りはじめるまでの話をする前に、現在のランニング歴ですが、実は、とっても浅いです。
2019年9月時点(51歳)で、約3年9ヶ月です。
その前までは、ランニングや陸上など、学生時代を入れても全くやったことがありません。
体育の授業程度です。
と言っても、別に運動音痴とかではないです。
スポーツは観るのもやるのも大好き。
ただやるとなると、もっぱら球技だけでして、社会人になってからは、30代半ばから40過ぎくらいまで、お遊びでフットサル(&ちょこっとサッカー)をしていました。
そのままやり続けてもよかったのですが、チームが段々と強くなりはじめ低年齢化していく中、こっちは厄年を迎えようかという歳に近づき、どんどんと体力がなくなり、このままだと怪我をしてしまうと思い、いさぎよく引退しました。
その後、運動らしいことは全然せず、大好きなお酒をしこたま飲み、食事制限もそれほど気にかけることなく中年の道をひた走っておりました。
それが、45歳のときに、ひょんなことから「24時間100キロ歩行」に出場することとなり、そこから少しずつ何かが変わっていきます。
あっ、言っておきますが、「大嫌いだったランニング」というくらい、自分がこの世で一番嫌い(この時点で)、というか苦手なものが、『持久系スポーツ』です。。。
学生時代、瞬発系は得意でしたが、持久系はでんでダメで、いつも先生に「真面目にやれ」と怒られてました。
超真面目にやってたんですがね。。。
そんな自分が歩くだけとはいえ、「24時間100キロ歩行」って。
詳しくは割愛させていただきますが、意外と真面目な性格で、大会3ヶ月前辺りからコツコツと練習をしはじめ、本番はなんだかんだで100km歩ききります。
結果の方は、数多くの挑戦者がリタイアする中、なんとか制限時間内(22時間22分03秒)にゴール。
自らウォーキング大会に参加
今思えば、この時の達成感と人の温かさに多く触れたことが、その後の人生を少しずつ変えていくこととなります。
不可抗力とはいえとても良い経験をさせてもらって、翌年からも年に1回のペースで、自ら20km〜40kmのウォーキングイベントに参加します。
今までの自分からは想像もできない行動で、自分をよく知る知人は驚いていました。
そのウォーキングですが、決して楽しいとかではなく、苦手なのでやっぱりキツイです。
今はなんとなく分かるのですが、先にも書いた、やることで得られる達成感と、応援による人の温かさに触れたかったんだと思います。
そんな下地があってからの、運命の年男(48歳)となる2016年!
48歳の微妙なお年頃に新たな挑戦
厳密には、新しい年を迎える1ヶ月前の2015年12月の話になります。
翌年に48歳の年男を迎えるにあたり、ひとつの節目として何かできないかなと考えるようになりました。
48歳ってなんか微妙な歳なんでしょうね。
必要もないのに、「この次の年男のときは60歳なんダァ〜」と考えてしまったり、なぜかしんみりとして物思いにふけってしまったのを覚えています。
そして、「還暦」って響きが妙に重く感じて・・・
いくら能天気な自分でも、さすがに「60」の大台は、今とは全く違うステージに上がるような気がして想像ができません。
ですが、今の歳ならまだこれまでの延長線上かなと。
だったら、「まだ何かやれるかも」と思えたんです。
そこでいろいろと考えをめぐらし、身体を動かすことに挑戦できるのも、そろそろギリギリかなと考え、ひとまず新たなスポーツに挑戦してみようと決めました。
きっと40歳を過ぎてからの体力の衰えを本当に感じていたからだとも思います。
前にも書きましたが、元々身体を動かすことは好きなので、体力の衰えにとても敏感だったのでしょう。
で、とりあえず毎年続けている『ウォーキング』って流れができていたので、当然頭に浮かぶのは、何となくぼんやりと『ランニング(マラソン)』かなと。
というか、数あるスポーツの中で、
・手軽
・すぐ挑戦できる
・あまりお金が掛からない
・人に煩わされず自分のペースでできる
・この先もできるだけ続けられる
って考えたら、ランニングしか残らなかったんです。
大好きな球技、
・サッカー
・フットサル
・テニス
なども考えたのですが、人を集めたり皆のスケジュール調整をしないといけないと考えたら結構な力が必要で、前述の条件に合致しないので、早い段階で却下となり、結局もっとも苦手な持久系スポーツ、『ランニング(マラソン)』を選択することになりました。
変わりたい自分がそこに居た
ランニングしかないな・・・
と選択はしたものの、心を決めるのにかなりの勇気がいりました。
そりゃそうです。
この歳でもっとも苦手なことに挑戦しようとする訳ですから。
でもなんでわざわざ苦手なことに?
という疑問が湧くと思います。
今ならなんとなくわかるのですが、それは、この歳になっても『変わりたい自分』が居たからだと思います。
当時はそんなこと思い当たりもしませんでしたが・・・
変わりたい・・・
いくつになっても進化したい・・・
でも簡単に変わったり進化することは難しいです。
ましてや歳を重ねると。
本当に変わろうと思うと、今までの流れからではなく、何かをぶち破るか壊すかしない。
そんな思考から、敢えて苦手なものに挑戦しようと思ったのだと思います。
新たな自分を見てみたい。
新たな世界を見てみたい。
自分にとっては、そのための大きな決断でした。
ただ決めたら善は急げです。
悠長に構えている訳にはいきません。
最終目標はフルマラソン挑戦。
年々落ちていく体力を考えたら、少しでも早く動き出さないと。
そして、モチベーションアップも兼ねて、
その場で、2016年2月に開催される10kmマラソンにエントリーしました。
ざっと、これが自分が走りはじめたきっかけです。
こうして、一人の「ヘタレ酔いどれアラフィフランナー」が誕生した訳です。
合掌
P.S.
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P.P.S.
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