【PB更新】おかやまマラソン2023 其の七

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おかやまマラソン2023

「其の七」って・・・ にしても遅筆過ぎる。。。

 とっとと本題に行きませう。

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後半突入! 〜25km

 「1:49:11(グロスタイム)」でハーフ通過。正直言って、あまりにも順調過ぎる。

 前回の「おかやまマラソン2022」ではじめてSUB4したときのハーフ通過タイムが、「1:57:35(グロスタイム)」。8分以上も速いじゃないですか。このまま前回と後半同タイムで走ることができれば、単純計算で、「3:50:00」も切れちゃう感じ。

 まぁ、あまり過度な期待はせず、とにかく後半のペースダウンをできるだけ少なくすべく、コツコツと刻んでいくことです。

 ハーフ地点を過ぎると、しばらくの間、「田園風景の中を駆け抜けるぜ!」って言葉がぴったりのロケーションの中を走ります。高い建物もほとんど無いので、結構遠くまで見渡せるので、なんか距離感がよく分からない、って感じになるのですが、のどかな田園の中を走るのも気持ちいいもんです。

 ペースダウンすることもなく順調に距離を稼ぎ、そろそろ25km地点です。笹ヶ瀬川を過ぎ、浦安総合公園手前が25km地点になります。

20km〜25kmのラップ

20km〜25km ⇒ 25:34

 1km「5:06:80」。あれっ? 若干タイムが上がってる。

 シビアなペース調整や管理はしていないので、自然とペースが上がったってことかな? 調子が良い? 

 なんて、今冷静になってラップを見てるからこんなことが言えてるけど、走ってるときは、ここまで細かく数字を追っている訳はなく、とにかく「SUB4したい」、って思いながら雑な計算をし、「まだ若干の貯金があるかな?」って考えてる程度です。

 ただ、毎レース後にこうやってラップを見返しながら自分の走りを振り返ることで、とても大きな経験値として蓄積され、今後のレースに活かされてくるんです。これ経験済みです。てか今も進行中です。ホンマ実感してます。皆さんも是非振り返って見てください。なんとなく、数字(タイム)もいい感じに頭に入ってきますよ。

 って偉そうなことを言ってますが、本題の今回のレースレポートに戻すと、25km辺りから、ぼちぼち本格的に足に疲労が来はじめました。

給食

 あっそうそう、大切な捕捉事項がありました。給食についてです。

 フルマラソンは長丁場のレースとなるため、どうしてもエネルギー切れを起こします。なので、どこかで自前で用意したものか、大会で用意された給食を利用するようになります。自前のものは25km過ぎで摂取する予定なので、その際にお知らせするとして、ここでは大会側で用意されたものの中から、実際に手に取ったものを中心にレポートしておきます。

 給食自体は、第3給水所となる10.8km地点から用意されています。マラソン大会をイベントとして楽しまれているランナーにとっては、全てご当地感モリモリの給食を食すことを楽しみにされていることでしょう。が、自分はまだまだタイムを狙っている身なので、結局給食をいただいたのは、第6給水所(19.5km)が最初で、あまり負担の掛からないものをと思って手にしたのは飴でした。

 と思ったら、飴じゃなくてなんと「グミ」でした。

 あまりグミは好きじゃ無いので、手に取った瞬間、「?!? 飴? じゃない!」と思ったのですが、そろそろなんらかを口にしておいた方が良いと思って、食べることにしました。

 その後の給食で口にしたものを全てをお伝えすると、第7給水所(21.6km)で「敷島堂のいちご夢二」、第8給水所(25.5km)で、「廣榮堂のスポーツ白桃きびだんご」、第12給水所(37.7km)で、2度目の「敷島堂のいちご夢二」って感じです。

 それぞれがどんなものか気になる方は、是非ググって見てください。

25km〜30km

 さぁ、続きです。

 25kmを過ぎて、浦安総合公園を過ぎると、すぐに岡山市南区役所前を通過していきます。この辺りから、また沿道の応援が激しくなってきます。

 そうそう、南区役所前で、高校の同級生が応援してるって、事前にSNSで目にしていたので、もしかしたら気付くかも、と思い沿道に近い歩道寄りに位置を取り、目を凝らして走っていました。すると、「弘中く~ん! 弘中く~ん! がんばれぇ〜!」って声が聞こえてくるじゃないですか。

 声のする方を一生懸命探すと、めっちゃ笑顔で手を振りながら、反対の手でスマホを構え、声を枯らしている知った顔が。

 嬉しいんですよねぇ〜。キツくなってきたときに目にする知った顔って。それだけでパワーアップです。で笑顔になって「行ったるでぇ〜!」ってなれるんですよね。ホンマありがたいことです。

 この勢いを加速させるために、先述した、自前で用意してランニングベルトに忍ばせておいた、「アミノバイタル®アミノショット®」で、エネルギーチャージします。ちなみに、いつもこのタイミング(25km〜30km)で摂取してます。

 それにしてもホンマに沿道の応援がすごいです。「おかやまマラソン」は、この辺りから沿道の応援が途切れることなく、それも結構な人数で、ものすごい声援にめっちゃ背中を押されるんです。応援する側も、30km辺りからランナーがキツくなって来ているのが分かるんでしょうね。

 そして、やっとのことで30km地点。その向こうに見える最難関とされる岡南(こうなん)大橋の上り坂が見えて来ました。

25km〜30kmのラップ

25km〜30km ⇒ 25:39

 おぉ〜、まだペースダウンしてないです。1km「5:07:80」。

30km〜35km

 ただ、フルマラソン経験者ならご存知でしょう。ここからは、所謂「30kmの壁」ってやつとの戦いがはじまることを。

 一概には言えないのですが、まぁ30km以降、いろいろと問題が起き始めるランナーが多いです。

 マラソンの結果は、レース前までの準備と、その日の体調の良し悪し、それと天候が本当に影響するんですが、どんなレベルのランナーであれ、30km以降は、マジでゴールするまで「葛藤」がずっと続きます。

 それでも思い思いの目標なりミッションなりのためゴールを目指す訳です。その最初の試練が、おかやまマラソン最難関とされる「岡南大橋」です。

 何が最難関と言われる所以かというと、まず、30km走ってきてからのコース最大のアップダウン。それも一級河川の旭川に掛かる橋のため、長い。

 そのため、ここで歩きはじめる人、足が攣りはじめる人が本当に多いんです。今大会も、結構そんな人たちを目にしました。

 そんなことより、お前はどうなん? てとこでしょうからお伝えすると、歩くことなく登りきりましたよ。個人的には、「自分は坂には強い」、と思い込んで、坂なんかに負けまいと、今までのレースでも一度も歩くことなく坂をクリアしているんです。

 そう、『思い込み(暗示の効果)』って大切です。

 その思い込みもあって、岡南大橋で順位も大幅アップされたんじゃないでしょうか。

 さぁ、岡南大橋を越ええると、今度は旭川沿いをどんどん北上していくことになります。

 とその前に、岡南大橋を超えて、旭川沿いの土手に出る前に、第7関門があるのですが、この地点に、「おかやまマラソン名物」の「ラーメン広場」があるんです。

 先述しましたが、まだまだタイムを狙う身なので、今まで(今回で3度目の出場)一度も立ち寄ったことがなく、TVでしかどんなものか確認したことがないのですが、30km以上も走って来て、塩分&ミネラルが不足してきたランナーには堪らない旨さだそうです。そのうち、自分もタイムを狙うところから卒業して、健康維持&イベントを楽しむランナーとして出場するようになったら、是非寄ってみようと思ってます。

 さぁ、レースに戻って・・・

 最難関と言われる「岡南大橋」を攻略し、「ラーメン広場」を横目に、無事旭川の土手に出ました。ここから約10kmくらいひたすら土手を北上していきます。とにかくペースを出来るだけ落とすことなく、粘って粘ってタイムを狙うだけです。

 まずは、30km〜35kmのラップ。アップダウンもあったのでどうだったかのか?

30km〜35kmのラップ

30km〜35km ⇒ 26:17

 若干タイムが落ちてますが、1km「5:15:40」なんで、まだ許せる範囲でしょう。まだなんとか粘れてます。

 ですが、正直結構キテます。特にふくらはぎとハムストリングに。

 と今回はこの辺りで締めておきます。次回こそ、ゴールまでをお送りまします。

P.S.
日々のジョギングレポートは、

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