【目指せ】暑さに強いアラフィフランナー!
9月に入り少しは涼しくなるのかと思いきや、日中の日差しは半端なく強く、各地で猛暑日って。
さすがに身体に堪えます。
それでも、日増しに陽は短くなり、沈むと若干涼しくなりはじめました。
走るとそのあたりのことが本当によく分かります。
だって、夕方以降に走ると身体のキツさが全然違うんですもん。
8月より随分と「楽」になった気がします。
暑さに弱い中年酔いどれランナー
毎年のことですが、暑いと長い距離走れなくなるし、ペースも極端に落ちます。
きっと皆さんも涼しいときと比べたらパフォーマンスが落ちると思いますが、どう贔屓目に見ても、自分の場合ちょっと酷すぎるような気がしてます。
人と直接比較したことはありませんが、夏場のSNS等での皆さんのランニングポストを見ていると、自分は本当に「暑さに弱い」と思わざるを得ません。
8月なんて、1度も10kmオーバーランができてないんです。
気合いを入れて走りに出ても、2〜3kmで息が上がりはじめ、5km過ぎくらいから足が前に出なくなるくらい。
そして、疲労の抜けが極端に悪く、蓄積されていくのが分かるんです。
今年は特に「ふくらはぎ」の疲れが本当に抜けにくかったです。
「根性がないからやっ!」
なんて言わないでくださいね。
これでも、夏場の走り込みが秋からのレースシーズンを左右するって「肝に命じて」挑み、一生懸命粘ろうとしてるんですから。
一方、自分みたいな人間とは違って、暑くたってそれ程パフォーマンスが落ちない人や、なんなら返って生き生きしてる人がいます。
なんなんでしょう、この差は?
俗に言う「暑さに強い人」ってことなんでしょうが、暑さに弱い自分はどうしようもないんでしょうか?
これから秋に向かっていくこのタイミングでこの話題はちょっと「変」ですが、ここ数日、陽が沈んでから走ると、8月と全く身体の感じが違うので、来年に向けてちょっと自分の身体と向き合ってみようと思います。
暑さに強いとは?
いろいろと調べた結果、ものすごく簡単にいってしまうと、体温調節が優れているってことのようですね。
で、その体温調節に関わるいくつかのキーワードが見えてきました。
◆遺伝的・先天的
◆筋肉量と体脂肪
◆汗腺
◆順化
◆性別
◆年齢
どうやら上記の項目に、暑さに強くなる要因がありそうです。
では、早速ひとつずつ見ていきましょう。
遺伝的・先天的
いわゆる、生まれつき体温調節機能が優れていて、「暑さに強い」ってことです。
これはさすがにどうにもなりませんね。
いくら自分が頑張ったって、持って生まれたものではどうしようもありません。
ポテンシャルが違うってことですね。
なので、自分は元々「暑さに弱い」とちゃんと認めて理解するにとどめておきます。
筋肉量と体脂肪
まず筋肉ですが、これは多ければ基礎代謝が上がり、体温も上がりやすので、体内に「熱」がたまるということみたいです。
筋肉の量に関しては、筋トレをバンバンやって筋肉モリモリって訳ではないので、自分は問題なさそうですね。
体温も元々低めなので、どちらかというと寒い時期のために少しつけた方がいいくらいです。
問題は体脂肪の方です。
脂肪ですが、こいつが多いと「熱」を体外に放出しにくくなるみたいです。
なので「熱」が体内にこもりやすくなるので、ちょっとしたことでオーバーヒート状態になります。
自分は元々脂肪がつきやすく、今年になって少し太ったので結構ついてます。
ちなみに現在、「身長:168cm、体重:66.5kg」。
完全に体重オーバーです。。。
妻に「浮き輪がついてるよ」と言われてます。。。
ランニングしてても、思わず「脂肪が重くて死亡。。。」って呟きたくなるくらい・・・/ 笑
レースまでには絞らねばです。
汗腺
汗腺は、体内の「熱」を体外に放出する方の話です。
昔、理科の授業で習ったことがあると思いますが、水分が蒸発するときに熱を奪っていく現象のことで、汗が皮膚上で蒸発するときに、「熱」を奪っていってくれます。
なので、汗腺の量が多い人や、機能が発達している人は、効率よく汗をかいて体温調節ができるようになります。
自分はどうでしょう?
今までのことをいろいろと思い返してみて・・・
脇と胸、手の平と足の裏は比較的「汗」をかきやすいような。
その他は、余り気になったことがないですね。
どちらかというと、汗っかきではないので、汗腺の量が少ないのか機能が未発達なのかは分かりませんが、体温調節が苦手な「熱」をためやすい部類に入るのでしょう。
ただ、ランニングをはじめてから、普段の生活でも「汗」をかく量が増えた気がします。
それと、顔や額、頭にも「汗」をかくようになりました。
そう考えると、以前に比べたら少しは体温調節機能が働くようになったのかな。
順化
「順化」とは、生物が異なる土地に移された場合その気候条件に適応し,または移されなくても同一地においての気候条件の変動に次第に適応すること。また適応させることをいう。馴化とも書く。(コトバンクより)
簡単に言うと、「慣れ」ってやつです。
人間には、いろいろなストレスから生き延びようとするための順応力が備わっています。
その力を使って「暑い」環境に身を置き、少しずつ身体を慣らしていくことです。
一日中涼しい部屋に居てアイスばっか食ってちゃダメってことですね。
性別
性別に関しては補足的情報です。
結論から言うと、男性の方が女性よりも弱い傾向にあるようです。
理由は、前述した「筋肉量」の所為です。
男性の方が筋肉量が多いので、必然的に基礎代謝が上がり体温も上がりやすいからです。
年齢
これは言わずもがなですよね。
自分は現在51歳、年齢とともにあらゆる機能が落ちているのが分かります。
自覚するほどではありませんが、体温調節機能も低下しているでしょうし、汗腺の機能も落ち、汗をかきにくくなっているはずです。
暑さに強いアラフィフランナーになる3つの方法
いろいろと調べ、自分が今どんな状態なのかみていきましたが、では、どうすれば少しでも暑さに強いアラフィフランナーになれるでしょうか?
自分なりに下記の3つが鍵かなと考えます。
◆痩せる
◆汗腺を鍛える
◆暑熱順化
「痩せる」、これが一番効果がありそうです。
痩せることで、「熱」の放出を促すのはもちろんのこと、身体が軽くなることで、運動に必要とされるエネルギーを抑えることができるので、「熱」を作り出す量も減らせると思います。
次に「汗腺を鍛える」は、日頃から運動をして「汗」をかくことでしょうね。
これは、今のまま定期的にランニングを行っていれば良さそうなので、怪我などで走れなくならないように気をつけます。
最後に「暑熱順化」。
これは、クーラーのガンガンに効いた部屋にばっかりこもるんじゃなくて、無理は禁物ですが、少しずつ暑いところにいる時間を増やし、身体を慣らしていくしかないですね。
この3点を気をつけながら、来年の夏は少しでも「暑さに強いアラフィフランナー」に生まれ変わりたいと思います。
P.S.
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