【PB更新】第14回萩・石見空港マラソン全国大会<ハーフ> 其の三

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萩・石見空港マラソン

前回の大会レポートポスト「其の二」からの続きです。

今まで長々とレース前の話をしてきましたが、ここからやっとレースの話となります。前置きは短めにして、早速お届けします。

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レース結果

ここにきて気付いたのですが、いつもレポートをお届けするときって、必ず結果から報告していたのに今回はこれまで一度も触れていない・・・ それも、タイトルに「PB更新」って思わせぶりな文言を入れておきながら・・・

ってことで、遅くなりましたが結果の方からご報告。

完走証

第14回萩・石見空港マラソン全国大会
<男子ハーフマラソン 50歳〜59歳>

ネットタイム:1時間43分57秒
順位:91位

どうですか? 今までのPBが「1時間53分28秒」なので、大幅にPB更新と言っていいと思います。だって、9分29秒もタイムを縮めることができてるんですから。素直に嬉しいです。

レース前の目標タイムとしては、1時間49分切りを狙っていました。ペースで言うと、キロ5分10秒を切る感じです。ここ最近のトレーニングの感じでは、当日の体調が悪くなければ、十分クリアできるタイムかなと。

ただ、前述しましたが、思っていたよりスタート&フィニッシュ地点の標高が高くアップダウンが激しそうなコースを前に、スタート前はちょいビビり気味でした。

スタート直前雨が・・・

スタート地点

強風がノースリーブのランシャツ&ランパンの身体を痛めつけてきます。身体をこれでもかと摩っても摩っても寒さで身体が硬直し、超さぶいぼです。

そんな中、追い討ちを掛けるように雨が・・・

えっ?!? さっきまで晴れてたじゃん?!?

そう、万葉公園太陽の広場に到着してからさっきまでは、風は強いものの陽が射しており、風さえしのげればなんとか我慢できる感じでした。ただ強風により体感温度的には寒いよぉ〜って。それが、スタート地点に到着するや否や、雲行きが怪しくなり、スタート数分前くらいからポツポツと雨が降りだしました。沿道に溢れている各ランナーの応援者たちも「え〜!」ってもんで、あちらこちらからちらほらと傘の花が・・・

走るものとして、「暑さ」が一番イヤなんですが、「雨」もちょっと・・・

そうこうしていると、ほどなく開会式がはじまるアナウンスが。市長による挨拶と開会宣言が行われ、簡単な大会運営の注意事項が説明されたのち、いよいよスタートを待ちます。確かこの頃には雨は気にならない程度にまでなってたと記憶してます。それでも冷え切った身体はブルブルと震えるばかり。

直前までマスク着用

あっ、そういえばスタート時のことでもうひとつよく覚えていることがあります。

新型コロナウイルス感染拡大防止措置に伴い、スタート直前までマスクの着用をする必要があったのですが、一体どのタイミングで外し、外したマスクはどうするのだろう? と。まさか持って走って、ゴールしたらまた着用しろって?

スタート直前

今回のスタートは、前述したように約50人ほどでひとつのグループに分けられ、30秒間隔で順番にスタートを切るウェーブスタートとなります。前の組がスタートを切ると、次の組がスタート地点に入り、スタートを切る感じです。

で、肝心のマスクですが、スタート地点に入るところにマスクを捨てるゴミ箱が設置されており、そこにマスクを捨ててスタート地点に入り、スタートを切ります。で、事前にアナウンスされたのですが、フィニッシュ地点で新しいマスクを配るので、息が落ち着いたらまた着用しろと言うことでした。

スタート待ちで待機しているときに、使い捨てじゃない結構良さげなマスクを着けている人たちが居たのですが、その人たちはどうしたのかな? 捨てたのかな? それとも捨てれず持って走ったのかな? と妙なことが気になってしまいました。

でもまぁ、そんなことよりも久しいぶりに感じるスタート直前の心地良い緊張感。やっぱたまりません。一体どんなレースになるのか?

さぁ、いよいよスタートです。

スタートダッシュ

まずは今回の作戦。

と言っても大したことができる訳でもなく、作戦を立てたところで思い通りに行かないのがレースというものなので、何が起きても動揺しないよう冷静に対処しようと言い聞かせるくらいです。

それでも何もなしってのもなんなので、コースのアップダウンを上手く利用し、スタート後の長い下り坂である程度貯金を作って、あとは勢いに乗って行けるところまで行こうと、とりあえずザックリと決め、号砲を待ちます。

カウントダウンスタート。そして12時、曇天の空に号砲が響き渡り、ウェーブスタート第1組目がスタートを切りました。その後、30秒間隔で各組みがスタート切っていきます。自分は第14組。12時6分30秒にスタートです。

10組がスタート、11組がスタート、12組がスタート、そして13組がスタート、いよいよです。マスクを外しゴミ箱に捨てスタートラインに立ちます。この高揚感、久しぶりです。

スタート!

テンションMAX、飛ぶようにスタートを切りました。そしてすぐ長い下り坂。万葉公園をどんどん下って行きます。まずはザックリと決めた作戦を実行。

先のことはあまり考えず、とにかく下り坂を利用しどんどんペースをあげ、気が付くと一緒にスタートを切った第14組をぶっちぎり、すでに前の組、第13組の尻尾を捉え食い込んで行きます。

お得意のスタートダッシュ成功。

っていうか、これは毎度のことで、性格上いつもスタート直後は舞い上がってオーバーペースで突っ込んでしまうんです。ですが、過去の好記録が出たときを思い返すと、スタートダッシュが上手くいったときほど、結果が付いてきています。ということは上手くスタートダッシュを切れた今日は期待してもいい?

いえいえ、そう簡単には行きません。このときは失念してますが、下りがあるということは上りがあるってことです。そして、もうひとつ、強風。こいつらにこのあと悩まされる訳です。

テイクオフ

萩・石見空港マラソン高低差

万葉公園の坂を2kmほど猛スピードで下りきり、「ここからが本当のレース」、と気持ちを入れ替えしばらくは平坦な道を走れるのかなと思っていたのも束の間、今度は結構な上り坂。

しかしまだまだはじまったばかり、体力的にも精神的にも余裕があります。思考能力もまだ大丈夫。ということで事前にささっと目を通したコースマップを頭の中に広げ、この上り坂はどこに向かっているのか記憶を呼び起こします。

萩・石見空港マラソンコースマップ

そうだ!

「萩・石見空港」に向かっていることを思い出し、上り坂に合点。

そう、このあとはこの大会の目玉でもある、現役空港の滑走路を走れる訳です。と思うと、なんか心ウキウキ。上り坂も苦になりません。

そして、3km手前で空港敷地内に入る門をくぐりターミナルビルの横を過ぎると、急に視界が広がります。

おぉ〜、滑走路じゃないですか。だだっ広いアスファルトが敷き詰められたまさしく滑走路です。

メイン滑走路に入る手前くらいが、スタートしてから丁度3km地点(看板有)。ここから現役空港のメイン滑走路を走ります。

空港自体が小高い丘の上に位置するため、風を遮るものがなく、まともに風を受けながらですが、いつもと違った目の前の世界になぜかニヤけてしまいます。だってあまりにも広大過ぎて、感覚が完全に麻痺。距離感が良く分からずどのくらい走っているのかさっぱりピーマンなんですもん。

でも楽しい。気分はテイクオフ!

途中、滑走路内を折り返し、逆方向に入ってきた場所まで走りメイン滑走路を外れます。この辺りが6km地点。単純計算で、約3km近く滑走路を走っていたことになります。やはり広い。

そして、空港関係者の皆さんの歓迎を受けながら、退場ゲートへと向かいます。入場する際も、同じく歓迎を受けました。ありがたい限りです。大会中は空港を閉鎖して対応してくださっているのですから。

そうそう、大会前の注意事項の中に、空港内での電子機器、並びに携帯電話の使用、カメラでの撮影等は固く禁じられていましたよ。

それにしても、本当に貴重な体験をさせてもらいました。まさか滑走路を走れるなんて。

萩・石見空港をあとにし、ここからは海沿いの山間を走って行きます。

とまぁ、今回はここまでとし、次回「其の四」に引き継ぎます。

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