【PB更新】第14回萩・石見空港マラソン全国大会<ハーフ> 其の四

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萩・石見空港マラソン

前回の大会レポートポスト「其の三」からの続きです。

前回のポストで書きましたが、現役空港の滑走路を走れるという本当に貴重な体験をさせていただきました。そんなテンションアゲアゲな状態で空港をあとにし、ここからが本当の意味でのレースです。どうなっていくのでしょう?

さぁ、その後のレース展開、記憶を呼び起こしてみましょう。

※レース中、写真が撮れなかったので、この記事には全然画像がありません。悪しからず・・・

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小豆島でのマラソン再び

萩・石見空港をあとにし、またすぐに下り坂が待っているのかと思っていたのですが、そんなことはなく、ここからはアップダウンの激しい山間部を抜けて行きます。

萩・石見空港マラソン高低差

上記のコース高低差を見ていただくとお分かりいただけると思いますが、6km過ぎから13kmくらいまで上って下って上って下っての繰り返し。それも結構な高低差。

アップはどうしたってタイムが落ちてしまうので、できるだけ落ち過ぎないように歯を食いしばりながら粘って、下りは転けたりしないようしっかりと足を回しながらスピードに乗って行きます。平均してキロ5分くらいになればいいかなって感じで。

そうそう、会場到着のときからずっと言っている強風ですが、アップダウンの区間は山間部ということもあり、結構木や草が生い茂り風除けとなっていたので、思っていたほどの影響はなかったように記憶してます。ただ単にアップダウンがキツ過ぎてそれどころじゃなかっただけかもしれませんが・・・

それにしてもこの感じ・・・ 過去にも経験したような・・・

上って下ってアップしてダウンして・・・ 海がすぐ側の山間部・・・

思い出しました。初フルマラソンで走った小豆島。「瀬戸内海タートル・フルマラソン全国大会」です。あの大会のコースもえげつないくらいのアップダウンでした。というか今回よりもっと凄かったです。なので、途中くらいから「このくらいすでに経験済み」だし、「大したことない」と自分に言い聞かせて走ってました。そのお陰か、思ってたほどのダメージを負うことがなかったように思います。

風を切り裂く

なんとかアップダウンのキツい山間部を抜け、やっと平坦なコースに入ってきました。これでフラットな条件でのレースとなるのかな? と思っていたのですが、一難去ってまた一難。そう、「風」です。アップダウンのキツさと山や草木である程度遮られてたこともあり、その存在を忘れていましたが、平坦な場所に出、風を遮る目立ったものも無くなってしまうと、その存在感たるや半端ない。

追い風ならありがたいのだが・・・ なぜか向かい風・・・

いつも思うのですが、強風のときってずっと向かい風のような気がしませんか? 絶対そんなことはないのですが、フューチャーされ記憶に残るのはツラかったところばかり。今回もそのようで、強烈な向かい風だけが記憶に残っています。てか本当にスゴかった。これなら上り坂の方がマシかと思えるくらい。

また、コースが平坦になったことで、ずっと先を行くランナーが視認できるようになり、「少なくともあそこまでは向かい風かぁ〜」となんか少し萎えてしまうことを考えてしまってる自分もいます。

それでもここまで手元のGARMIN(ガーミン)を見る限りでは、なかなか良いペースで来てます。ここでくじける訳にはいきません。久しぶりのレースですし、今後いつレースに出れるかもあやふやなコロナ禍。風ごときに負ける訳にはいきません。風を切り裂き進むのみです。

後でラップを確認したのですが、若干ペースは落ちたものの、まだまだ充分にPB更新を狙え位置にいました。

最後の難関突入

18kmを超え、そろそろ疲れも見えはじめる頃です。相変わらずの強風で体力も必要以上に消耗している訳ですし、残り3kmちょい、どこまで行けるか?

ペースの方は依然キロ5分を切る予定通りのタイムを刻めています。このままフィニッシュできれば、大幅にPBを更新できそうです。

さてどのくらいのタイムが出るかなぁ〜?!?

みたいなことを考えられるくらい、ちょっと心の余裕も出てきました。順調に行っている証拠です。少し余裕が出てきたことで、このあとのコースマップを頭の中に広げます。

あっ、忘れてた! 最後に最大の難関が残ってるんだった!

そう、スタートフィニッシュ地点は小高い丘の上にある万葉公園です。スタート後にものすごい勢いで下ってきたあの坂を今度は上って行かねばなりません。1kmちょっとの距離で約50mの高低差を。

急に不安になります。大丈夫だろうか?

そんなこと思ったところで、走るしかない訳ですし、行くっきゃないですよね。

20km手前で万葉公園入口に差し掛かり、エゲツない上り坂のスタートです。ここからフィニッシュまでずっと上り坂。それも1km以上・・・

上り坂でのペースダウンはある程度仕方ないのですが、できる限り最小限に抑えないとPB更新が遠のいてしまうので、気合の入れ直しです。まだまだ気持ちは切れていません。最後の難関攻略に挑みます。

そういえば、18kmを過ぎたあたりから、違う色のゼッケンを付けたランナーを目にするようになってます。

その違う色のゼッケンランナーですが、歩いている人が多いし、めちゃくちゃゆっくり走っている人が多いこと。そしてこんなことを言ってはなんですが、ふくよかな方が多いような・・・

「どうゆうこと?!?」

しばらく考え、何かヒントがないかと追い越していくランナーのゼッケンをじっくり見、「合点!」。そういえばこの大会ハーフだけじゃなく、「10km」と「ファミリー」クラスもあるんだった。

で今追い越しているのは、ハーフよりも30分あとにスタートした「10km」の制限時間ギリギリのランナー達でした。一部コースがダブっており、スタート&フィニッシュは同じだから、時間によっては一緒になるのも当然。自分のペースだと、丁度10kmランナーの制限時間ギリギリに近いタイムだったので、ゆっくり走ってる人やしんどそうに歩いてる人に多く出くわしたんですね。

そんなランナー達を横目に、ハーフのランナー達が必死の形相で上り坂と格闘しています。自分もその一人。

てなところで、今回は区切りたいと思います。「引っ張るなぁ〜」とお思いでしょうが、次でフィニッシュしますので、もう少しお付き合いください。では、「其の五」を乞うご期待。

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