岡山30K -2020-

2021年9月21日

随分日にちが経ってしまいましたが・・・　てか年も改ってるし、2021年大会来月やないかいっ！
というツッコミはひとまずこっちに置いといて。。。

2020年10月17日（土）に岡山市旭川ランニングコースで開催された「岡山30K」に参加してきたので、今更感バリバリですが、今後のために思い出せる部分だけでもここに記しておこうと思います。

このランニングイベントですが、岡山イベントとしては今回で4回目。そして、個人的には第一回大会（2017年）から連続参加しているので、なんと今回で4回目。

過去の記事はこちら↓↓↓

そんなフルで参加している「岡山30K」、早速当日の模様をお送りしましょう。※どこまで思い出せるかな？

岡山30Kとは

と本題に入る前に、前回大会の記事でも書きましたが、まずは、「岡山30K」とはなんぞや？　ってところをまずはご説明。

【30Kシリーズとは】
フルマラソンを目標するランナーにとって必須のトレーニングと言われている、30km走を行う脚づくり練習会のことです。
目標タイムに応じたペースメーカーが走るのでペース感覚の養成にもなるし、ランナーズチップによる計測もしてくれるので各5kmのラップタイムも確認できます。
「日本最大級！ 走る仲間のランニングポータル RUNNET」を運営する（一財）アールビーズスポーツ財団が主催の、2016年から全国各地で順次開催されている、「脚づくり」と「レースペース体得」を目的としたイベントです。

で、「岡山30K」は、岡山市旭川ランニングコースを会場とし、下記地図にあるように、片道2.5kmの往復を6周します。

⇒ 岡山30K公式サイトはこちら

というイベントで、「岡山30K」は「おかやまマラソン（毎年11月）」の約1月前に開催されています。そう、「おかやまマラソン」に出場するランナーにとっては、またとない良い練習機会となる訳です。

というか、今年に限っては、「良い練習機会となるはずでした」が正しいでしょうね。皆さんもご存知の通り、「おかやまマラソン」は中止。というか「おかやまマラソン」に限ったことではないですね。例年各地で開催されているその他の「マラソン大会」も、中止が発表されたり、オンラインマラソン（GPSマラソン）に変更になったり・・・

↓↓↓オンラインマラソンについてはこちらを参考に

と、ランナーにとってはなかなかモチベーション維持に苦労する2020年となってしまった訳です。

そんな中、よくぞ「岡山30K」の開催を決断してくれたと、関係者の方々に本当に心から感謝感謝です。

では本題に戻り、肝心の2020年の大会のレポートをお送りします。

結果

岡山30K -2020-
ネットタイム：2時間33分36秒
グロスタイム：2時間34分43秒

結果的には、30kmのパーソナルベストです！　それも今までの記録を大幅に更新です。

天気予報通りの大雨。。。

10月に入っても天気の良い日が続き、なかなか秋の気配が感じられない日が続いていました。ということで、大会当日も結構暑くなるんじゃないのかなと思っていたのですが、週間天気予報を見ると、なんと当日だけピンポイントで「雨」。

でもまぁ〜、週間天気予報なんて、大体が前倒しで1日〜半日くらい予報が前にズレるってことが経験上多い気がしていたので、今回も前の日の土曜日に天気が崩れ、日曜日はなんとかなるんじゃないかと思っていました。

ですがなんとっ！　予報的中！

朝から結構な雨。

それでもコロナ以降、他の市民ランナーさんたちと一緒に走れるなんてまたとない機会。雨だろうがなんだろうが絶対走ると決めていました。

ですが、それにしても本当に凄い雨。。。

そんな当日の朝ですが、気分ワクワクで会場となる旭川ランニングコースに向かいました。

例年とは勝手の違う大会スタート

2020年の大会は、新型コロナの関係で異例づくめ。

まず、「3密」を避けるために受付なし。エントリー後に送られてくる資料に「ゼッケン」から「計測チップ」、「参加賞」まで全て入っていたので、忘れずに持っていくだけ。

その代わり、って訳ではないのですが、コロナ禍ということで、「手指消毒」に「検温」をし、大丈夫だった証明にリストバンドをハメさせられました。もちろん同伴してくれた妻も同様。感染拡大防止のためには致し方ないことですね。

で、ここからスタートまでの時間がツラかった。

何が？　・・・

それは「寒さ」です。

土砂降りの雨の所為もあって、会場に着くなりどんどん気温が低下・・・

前以て雨になることは分かっていたので、冒頭の写真にもあるようにビニールのポンチョを着ていたのですが、そんなんじゃどうにもならない。ここ数日の暖かさに慣れていたため、まさかこんなに気温が下がるとは・・・　他の参加者も皆一様に「寒いっ、寒いっ」と呟きながら、身体をさすったり足踏みしたりしながら、スタート時間をまだかとまだかと待っていました。

そして、やっと各ブロックずつに整列する時間が。

本来ならここでポンチョを脱ぐところですが、脱げる訳もなく、震えながらスタート整列地点へ。

ここで、例年ならフルマラソンの目標設定タイムで細かくグループ分けされ、それぞれにペーサーが付くのですが、今回に関しては、まず4時間以内が目標なのか、それ以下かに大別され、それぞれを確か4〜5グループに分け、2分間隔でスタートしました。（確かそうだったと思います）

てか、そんなことより、問題は「雨」。

今回の「30K」に関しては、兎に角「雨」につきます。

本当に結構な雨量で、コースがどんな状況なのか不安が募るばかりです。

スタートしても・・・

無事にスタートを切ることができたのですが、一向に止む気配などなくずっとものすごい雨。

そして一番の困りものが、水溜り。兎に角すごい雨なので、あちこちに信じられないほどの水溜りができています。で、コースが河川敷のランニング＆散歩用に作られた幅1.5〜2m程の幅なので、コース全体が水没しているところ多数。

はじめのうちは、できるだけランニングシューズが濡れないようにと気を遣っていましたが、そんなことスタートして100mも行かないうちに諦め、水溜りに足を取れないように浅めのところを探すだけ。

だって、道幅いっぱいの水溜りが20mくらい続いているところもあるんですもん。

なんか変なテンション

過去に雨のレースって走ったことがあるんですが、後にも先にも、ここまでヒドいのは経験したことがありません。なもんで本来ならテンションがダダ下がりってなりそうなもん。それが、ここまで超越していると、走れば走るほど、変なテンションになってきて、なんか楽しくなってきました。

あっそうそう、変なテンションになったのには他にも理由があって、このブログを読んでくれている方が声を掛けてくれ、周回コースですれ違う度にサムアップしあえたんです。なんか微笑ましい感じでしょう。ランナーっていい人多いですね！

それと、なかなかコロナ禍でレースが開催されない所為なのか、なんと「川内優輝選手」が一般人に混ざって参加されていたんです。川内選手に関しては、過去に出場したレースで一度ゲストランナーとして走られていたのを見たことがあったのですが、今回は周回コース、ということは何回も間近で走る姿を拝めるという。やっぱすごいですね。走り方も違えばスピードも異次元。風雨なんてなんのその。ものすごい馬力でぶっ飛ばしていました。いや〜、いい経験させていただきました。

そんなこんなで変なテンションのまま、刻んでいく訳ですが、思いのほか、良い流れに乗れて、なかなかのタイムで周回を重ねることができました。

給水で四苦八苦

ただ、困ったことが。それは給水。

コロナ禍ということで、いつものような紙コップでの「水」と「スポーツドリンク」は用意されておらず、なんと500㎖のペットボトルが。

えっ？　ペットボトルでなんで困るの？

とお思いですね。

ペットボトルを手に取ったときには、自分も「だよねぇ〜」くらいにしか思っていませんでした。それが・・・

何が起きた！

・・・キャップが開かない。。。　開けられない。。。

風雨の中、ずっと走っているので身体が冷え切ってしまって、特に末端の手は超かじかんでおり思うように動かなくなっていたのです。それも走りながら開けようとするものだから余計に上手くいかない。

ペットボトルを脇に挟んでみたり、いろんなことをしました。が全然開くことはなく、結局立ち止まって、ペットボトルを膝に挟んで、両手を使ってやっとの思いで開けることができました。

まとめ

そんなこんなで、とりあえず今現在思い出せるだけ思い出してみましたが、本当にすごい大会でした。ここまでの風雨に晒された大会ははじめてです。ですが結果的には、30kmのPBを出すことができたと。

ただ、雨の日は予想以上に身体が冷えてしまうし、スタート前待ってる間も身体を冷やさないようにしないとです。

今回はヒドいコンディションでしたが、とにかくネガティブになることなく、テンション上がっちゃってポジティブに前向きに走ることができたことが良い結果に繋がったんだと。

帯同してくれた妻には悪いこと（気の毒なこと）しましたが、記憶にも記録にも残る大切な大会となりました。

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