【PB更新】2023そうじゃ吉備路マラソン<ハーフ> 其の二

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そうじゃ吉備路マラソン

2023年2月26日(日)、実家のある岡山県総社市で開催された「2023そうじゃ吉備路マラソン」のレポート第二弾です。

前回は、前日の事前受付から当日朝の会場入りする前までをお送りしましたが、いよいよ今回は会場入りから以降のお話しをしたいと思います。

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歩いて会場入り

まずは車で指定された駐車スペースに向かう訳ですが、前回も書いた通り、今回はじめて会場近くの駐車スペースを指定されました。とてもローカルなお話で申し訳ないですが、総社に詳しい方のために言っておくと、「総社カイタックファクトリー」の駐車場が指定された駐車スペースになります。常盤小学校・常盤幼稚園・常磐公園のすぐ北側にある会社です。

車を停め、ここからは歩いて会場となる「総社市スポートセンター」に向かいます。距離的には、1kmちょっとってとこでしょうか。

天気もいいし、テンションも上がり気味なので、歩く足取りも軽くとても気持ちがいいです。常磐公園周辺って来たことがなかったので知らなかったのですが、道路も綺麗で歩道も広く、街全体がめっちゃ整備され、広々とした感じでとても綺麗な街です。すごく住みやすそうなところ、といった印象を持ちました。

てな感じで、綺麗な街並みに感心しながら東総社中原線という大通りに出て来ました。ここまでくると多くのランナー&帯同者達がぞろぞろ。無料シャトルバスの発着場もあるので、どんどん人が増えてきます。その人の流れに乗り、ほどなくして会場前に到着。

会場入り

とにかく天気がいいっ。今朝は放射冷却の所為で気温が下がり肌寒いものの、雲ひとつない快晴。これは予報通り、陽が高くなるにつれ気温がぐんぐん上昇しそうな感じです。

ある程度時間に余裕を持って出て来たので、さてこっからどうするか?

一先ず、当日検温をしてリストバンドをもらわなくては走れないので、吉備路アリーナ前に隣接する武道館横の検温ブースに。

指定されたテント内を通ると、設置されたサーマルカメラ前を横切り、問題なければそのままスタッフからリストバンドを手渡されます。とあっけなく終了。まだまだ時間があります。更衣の方も、別に用意されたアリーナ内に入らなくても、中に全て着ていて、なんならゼッケンまで全て付けているので、アウターを脱ぐだけでOKなので時間掛からないし、とりあえず、陽の当たる座れそうな場所を探して、腰を下ろすことにしました。

腰を下ろし、妻とくっちゃべりながら、他のランナー達を何をするともなく眺めていたのですが、本当にいろんな人がいるなぁ〜と。

準備に余念がなく、ごっついレジャーシートのようなものを敷いて、めっちゃストレッチしている人。そんなに荷物がいる? 一体何が入っているの? って感じのバッグを持ってうろうろしている人。ポップアップテントを設営して自分の城を築いている人。頭の先から爪先までバッチリブランドで決めてる人。それ絶対寒いよ! って感じの若者。一人ただ一点を見つめながらじっとしている人・・・ などなど・・・

見てると飽きない感じ。っていう自分もきっと誰かから観察されてるんだろうな。ただ、皆んなに共通しているのは、希望と決意とちょっとした不安が目に滲んでいる点。かく言う自分も多分に漏れず、同じ想いを抱いていた。

目標

号砲が鳴る前に、今レースの目標と思い描いている展開を確認しておこうと思います。

今回出場するのはハーフマラソン。PBは、「1時間43分57秒」です。この記録を出したのは、2021年に唯一出場ができた「石見空港マラソン」です。なんとかこの記録は更新したい。ですが冷静に分析して、今の走力では微妙かなって。ただ、コースが「石見空港マラソン」に比べるとアップダウンが少なく、過去にも走ったことがあるので、その辺はプラス材料。そして、コロナ禍でなかなか大会に出場できなかったフラストレーションが、気持ちを押し上げてくれているのも、ものすごいプラス材料です。やっぱ一番は強い気持ちがものを言うので。

ってことで、今レースの目標は高めに設定・・・

2023そうじゃ吉備路マラソン<ハーフ>目標タイム

サブ100(100分切り)
1時間39分59秒以内

正直、なかなか厳しいかなと思いながらも、このくらいの目標設定でないと、PB更新も危ういと思ったので、この数字で押すことにしました。

ただこの数字、冷静にペースに落とし込んでみると、キロ4分44秒キープでやっと達成できるものです。給水ポイントでの減速等を考えると、もう少しペースを上げておかないと難しい感じ。

普段の練習で、10km程度の距離をキロ5分20秒前後で走っていて、ほとんどスピード練習をしていないのに達成可能なのか? 考えれば考えるほど不安になってくる。。。

なので、考えないことにしました。とにかく突っ込み気味のスタートダッシュで前半に貯金を作り、あまり先のことは考えず、行けるところまで行く。粘れるところまで粘る。というなんともアバウトな作戦を立てました。フルマラソンならまず自滅間違いなしってとこでしょうが、ハーフならこの賭けができると踏みました。

さぁ、そろそろ開会式の時間です。

恐縮するスタート

開会式がはじまっても相変わらず陣取ったスペースに腰を下ろし、辛うじて聞こえるセレモニーに耳を傾けながら、久しぶりの大会出場の雰囲気を楽しんでいました。ただスタート時間が近づくほどトイレは混み混みになるので、トイレだけは早めに!

アリーナ前

そろそろ腰を上げスタート地点に向かう準備を、ってことでサッとアウターを脱ぎ、薄手のウインドブレーカーを羽織って完了。

貴重品は妻に渡し、バッグは指定された手荷物預かり所に預け、スタート地点に向かいました。それにしても寒いです。天気はいいのですが、放射冷却現象で気温が低い。

スタート整列時間

さてと、自分が整列するブロックはどこかな?

今大会は、「10km」が10:00スタート、「フルマラソン」と「ハーフマラソン<第1ウェーブ>」が10:20スタート、「ハーフマラソン<第2ウェーブ>」が10:50スタートとなり、自分は「ハーフマラソン<第1ウェーブ>」。なので、「10km」全ブロックの後ろ側になるはずってことでキョロキョロ。

迷うことなくすぐに見つけることができました。で自分の整列ブロックは?

なんと1番前・・・

そう言えば、「そうじゃ吉備路マラソン」は公認の部(陸連登録者)が先頭に並び、その後に「一般エントリー」が並ぶんでした。この大会では今回はじめて公認の部でエントリーしたので忘れてました。

てことで、ガチランナー達と一緒に一番先頭に。

えっ!

出場したマラソン大会ではじめてです。一番前からスタートを切れるなんて。今まで出た大会で最初に考えることと言えば、号砲が鳴ってからスタートラインまでどのくらいかかるかなぁ〜? ってことです。そう、いわゆる「グロスタイム」と「ネットタイム」の差がどのくらいかってこと。

グロスタイムとネットタイム

グロスタイムは号砲がなってからのタイム、ネットタイムはスタートラインを越えてからのタイムです。 グロスは公式記録となるので、このタイムで順位がつけられます。(RUNNETより抜粋)

今回に関しては、スタートラインから走り出せるので、グロスとネットのタイム差無しってことです。後に何千人ていう一般ランナーが居るというのに、なんかとっても恐縮です。

スタートライン

おまけにスタート直前になって、見覚えのあるオレンジのユニフォームを着た面々が・・・

なんとあの、「倉敷高等学校陸上競技部」の部員が先頭に並び出したじゃないですか。

倉敷高等学校陸上競技部といえば、今年度の「男子全国高校駅伝競走大会」で優勝(3度目)したチームで、今大会チームとして招待されていたんです。

そんなものすごい面々の横に自分。。。 ホント恐縮です。。。

なんかめっちゃ緊張してきました。こんなすごいランナー達と同じブロックからスタートしてもいいのでしょうか? どう考えても邪魔になってしまう。こっちはやっと「サブ100」を目指そうかって感じなのに、周りは60分台、70分台で走るランナーばかり。

ってことで、できるだけ邪魔にならないよう、端にスタートポジションを移しました。じゃなきゃ、号砲とともに後のランナーにぶつかってこられて、転倒なんてことになりそうなんで。

なんか今までに経験したことのない妙な緊張感と不安に包まれながら、号砲を待つことになりました。

これもまた楽しからずや。

と今回はここまでにして、次回はレースの中身についてのレポートをお送りします。

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